審判の剣

名前:審判の剣
年齢:?
性別:女
身長:?
体重:?
種族:人間
性格:まじめ
職業:審判の剣
好き:闘い、正しきこと、審判
嫌い:悪徳、悪を否定しないモノ
出演作品:フタハナ バレンタイン2020
自分が悪と認めた者をずんばらりんと斬りながら世界を回る、
審判の剣と呼ばれる女。
巨大な剣を得物とし、防御能力が殆どない軽装をしている。

審判の剣とは、かつて罪人の処刑や国防などを担当していた、
剣士としては最高位と言われる者たちが所属する組織である。
今は故あり、そのものの名を名乗る。

『審判の剣』:罪人の処刑、捕縛、国防、決闘恩赦
(重罪人が希望するならば『審判の剣』と一騎打ちをし、勝利すれば恩赦される制度)
御前試合、ボディガードなど、あらゆる場面において活躍する役職。剣士としては最高位。

彼女について:幼いころに『審判の剣』たちの御前試合を見て、審判の剣に強く憧れた。
女のくせに目指すなと言った者もいたし、
軍校に入った時も彼女を馬鹿にする者はたくさんいた。
でも今は誰もそんなことを言うものはいない。
彼女は民草の声にも耳を傾ける。
市政への不満にも耳を傾ける。

法と秩序の名において、審判を行うことに非常に強い誇りを抱いている。

決闘恩赦について:罪人との一騎打ちであり、『審判の剣』側は普通は鎧を装備しているが、
彼女は装備しない。罪人とできるだけ同じ条件で戦おうという理由らしい。
故に、剣士には似つかわしくない装いであり、
そして刀傷がいくつかある。
この島では決闘恩赦は基本的に行われない。
ただ審判のみがある。

フタハナ島について:人の道を外れず、皆で生きるのが良いと思っている。
殺害が横行するこの島には何かの秩序が必要だと思っている。
しかし、フタハナ島に来る者はそれを望んでいないらしい。

和睦について:完全な和睦は不可能だとは思うが、理想を求めるのはいつでも重要だと思っている。
結局失敗した。そして、お前は裏切りの種すらも撒いた。
事前の準備で対処できないのならば、実力で排除するしかないだろう?

審判について:仕方がないことだが、やらずに済むのが一番だと思っている。
しかし、罪がなければ、『審判の剣』の存在価値は薄れていく・・・・・・

審判の剣は民草の声に耳を傾けた。
民草の一部は『審判の剣』は腐敗していると言う。
審判の剣は身内の調査を始めた。
事実として・・・・・・民草の一部が正しかった。
『審判の剣』は、表向きの姿とは裏腹に、
私腹を肥やすための道具だったり、
法とは関係ないところでの『審判』
(つまるところ、難癖をつけての私刑である)
を行っていたのだ。

彼女は証拠を集めた。
彼女は同僚を説得した。
彼女は王に直談判をした。

排斥されたのは、彼女の方だった。

『審判の剣』は正しい道を示すものである。

『審判の剣』が正常に機能していたならば、審判の剣一人では『審判の剣』は到底御しきれなかっただろう。
しかし、腐敗した『審判の剣』の中において、ただ一人、研鑽を積み続けてきた審判の剣にとって、
そこまで大変なことではなかった。

審判の剣の動きは、不満を抱えていた民衆にも伝わっていき、
そうして、小さな国家はあっけなく無くなった。

『審判の剣』は正しい道を示すものである。

『審判の剣』という組織は消えた。
だが、審判の剣を名乗る者がいるらしい・・・
そして、『正しき道』を歩まぬ者に審判を下すと。
しかし、法と秩序に則らず、
いわば私刑にも近いそれを見た者たちの中では、
まことしやかにこう呼ばれている。
本人が道を違え、罪を重ねている剣士・・・

【罪業の刃】と。

アスセナ・アマリージョ

『審判の剣』の唯一の生き残りである。

彼女は審判をすることのみが己の存在意義と感じている。

彼女は孤高の誓いを結んでいる。
もはや彼女に寄り添っても、心までは届かない。

『審判の剣』の再興はとうに諦めた。
彼女は一人で審判を続ける。
彼女自身が裁かれる時まで・・・・・・

イラストなど

スペシャルサンクス

イラストはkaz?さんに描いていただきました!