『審判の剣』:罪人の処刑、捕縛、国防、決闘恩赦
(重罪人が希望するならば『審判の剣』と一騎打ちをし、勝利すれば恩赦される制度)
御前試合、ボディガードなど、あらゆる場面において活躍する役職。剣士としては最高位。
彼女について:幼いころに『審判の剣』たちの御前試合を見て、審判の剣に強く憧れた。
女のくせに目指すなと言った者もいたし、
軍校に入った時も彼女を馬鹿にする者はたくさんいた。
でも今は誰もそんなことを言うものはいない。
彼女は民草の声にも耳を傾ける。
市政への不満にも耳を傾ける。
法と秩序の名において、審判を行うことに非常に強い誇りを抱いている。
決闘恩赦について:罪人との一騎打ちであり、『審判の剣』側は普通は鎧を装備しているが、
彼女は装備しない。罪人とできるだけ同じ条件で戦おうという理由らしい。
故に、剣士には似つかわしくない装いであり、
そして刀傷がいくつかある。
この島では決闘恩赦は基本的に行われない。
ただ審判のみがある。
フタハナ島について:人の道を外れず、皆で生きるのが良いと思っている。
殺害が横行するこの島には何かの秩序が必要だと思っている。
しかし、フタハナ島に来る者はそれを望んでいないらしい。
和睦について:完全な和睦は不可能だとは思うが、理想を求めるのはいつでも重要だと思っている。
結局失敗した。そして、お前は裏切りの種すらも撒いた。
事前の準備で対処できないのならば、実力で排除するしかないだろう?
審判について:仕方がないことだが、やらずに済むのが一番だと思っている。
しかし、罪がなければ、『審判の剣』の存在価値は薄れていく・・・・・・
審判の剣は民草の声に耳を傾けた。
民草の一部は『審判の剣』は腐敗していると言う。
審判の剣は身内の調査を始めた。
事実として・・・・・・民草の一部が正しかった。
『審判の剣』は、表向きの姿とは裏腹に、
私腹を肥やすための道具だったり、
法とは関係ないところでの『審判』
(つまるところ、難癖をつけての私刑である)
を行っていたのだ。
彼女は証拠を集めた。
彼女は同僚を説得した。
彼女は王に直談判をした。
排斥されたのは、彼女の方だった。
『審判の剣』は正しい道を示すものである。
『審判の剣』が正常に機能していたならば、審判の剣一人では『審判の剣』は到底御しきれなかっただろう。
しかし、腐敗した『審判の剣』の中において、ただ一人、研鑽を積み続けてきた審判の剣にとって、
そこまで大変なことではなかった。
審判の剣の動きは、不満を抱えていた民衆にも伝わっていき、
そうして、小さな国家はあっけなく無くなった。
『審判の剣』は正しい道を示すものである。
『審判の剣』という組織は消えた。
だが、審判の剣を名乗る者がいるらしい・・・
そして、『正しき道』を歩まぬ者に審判を下すと。
しかし、法と秩序に則らず、
いわば私刑にも近いそれを見た者たちの中では、
まことしやかにこう呼ばれている。
本人が道を違え、罪を重ねている剣士・・・
【罪業の刃】と。
アスセナ・アマリージョ
『審判の剣』の唯一の生き残りである。
彼女は審判をすることのみが己の存在意義と感じている。
彼女は孤高の誓いを結んでいる。
もはや彼女に寄り添っても、心までは届かない。
『審判の剣』の再興はとうに諦めた。
彼女は一人で審判を続ける。
彼女自身が裁かれる時まで・・・・・・
審判の剣
名前:審判の剣自分が悪と認めた者をずんばらりんと斬りながら世界を回る、
年齢:?
性別:女
身長:?
体重:?
種族:人間
性格:まじめ
職業:審判の剣
好き:闘い、正しきこと、審判
嫌い:悪徳、悪を否定しないモノ
出演作品:フタハナ バレンタイン2020
審判の剣と呼ばれる女。
巨大な剣を得物とし、防御能力が殆どない軽装をしている。
審判の剣とは、かつて罪人の処刑や国防などを担当していた、
剣士としては最高位と言われる者たちが所属する組織である。
今は故あり、そのものの名を名乗る。